2007年12月29日土曜日

Supernatural Season3 第8話  "A Very Supernatural Christmas" を、サワリだけ……。

できればクリスマスの間に、SUPERNATURALシーズン3第8話 『A VERY SUPERNATURAL CHRISTMAS』 のエピソードについてまとめたいと思ったのですが、挫折しました。


キョウさんとの初コラボのクリスマスのSUPERNATURAL Fan Fictionをなんとかアップでき、ホッとしすぎちゃって気が抜けたことが第1の理由。さらに、Ficにかまけてサボっていた「現実」が、どっと押し寄せて来て……(トホホ)。

でも、どうしても今年中に、このエピに手をつけたい……。かくして、年末の大掃除は「小掃除」となり、兄弟のクリスマス・エピソードの考察を始めました。……



ところが、エピソードを見直して考察を始めてみたら、今回のお話は思っていた以上に手ごわいのです…。ストーリー中にちらちら出てくる「小ネタ」だけでも、かなり面白く深い…。
かくして、クリスマス・エピの詳細考察は、新年に、落ち着いてからのシゴトにすることにしました。


でもそのかわり、映像満載のmaxy版予告編(?)を、作成します。
なぜかというと、このエピ、二人のナイスショットが山盛りすぎて…。

冒頭にアップしたDEANも、ホントに美人(?)で……。これをアップせずに今年を終わらせたら、皆さんに申し訳ない!(ってのは言い訳。やらずにいられない)
なので、ネタバレ嫌いな方は、すみません、ここで引き返してください。何故なら、見所映像も、若干アップいたします……。


いつもの通り、冒頭の兄弟は事件の捜査中。最近すっかり板に付いた、二人のスーツ姿です。クリスマスに夫が行方不明になり、困惑する奥さん。彼女にに同情する二人です。
二人にこ~んな顔して同情されたら……。


余談ですが、またもや「重箱の隅」チェックです。
私はかねがね、DEANの着せられてシャツが気に入らなくて不満でした。だって、ものすごくブルーカラーっぽくてダサいシャツばっかなんですもの! けれど、今回初めて、DEANは、知的な香りがするオックスフォード地(たぶん)のボタンダウンシャツを着せてもらえました! (↓)でも、この服装の変化は、DEANのどんな変化を物語っているのでしょうか?


さらに、上の写真では、今までボタンダウンシャツを着てたSAMが、今回に限って、今までになくダサいシャツ着せられてて。ネクタイも……。 二人おそろいで、ボタンダウンシャツ着せてくれればいいのに…。 さらに、せっかくボタンダウンシャツ着せてもらえたのに、DEAN、ジャケットがシャツと合ってないかも…。 さらにDEAN、シャツとタイも合ってない感じ。う~ん。 きっと、わざとですよね、これ…。衣装スタッフ、何を企んだのでしょう…?

二人のファッション解析にも、トライしたくなりました…。



さらに調査中の二人です。どうしたわけか、今回、DEANお兄ちゃんはクリスマスに浮かれています。でもSAMは渋い顔。……子供の頃の、ちょっと哀しいクリスマスを、思い出してます。 SAM、クリスマスは好きじゃないらしい…。

SAMのフラッシュバックです。SAMが8歳、DEANが12歳のクリスマス。またもや父ちゃんは不在。なので、SAMは、そのことについて、DEANにうるさく質問します。でもDEANは答えたくない。しまいには気まずい雰囲気になり、DEANは外へ出て行きます。子供の頃の二人は、可愛いらしくて、切ないです。けれども、DEAN役のRIDGE君は、いろいろな所で、「可愛くない」って言われてたりもしています…。       

私は個人的には、彼に、拍手送りたい気分です。RIDGE君、少年なりに一生懸命、JENSENのDEAN見て、表情や態度を研究したのでしょう。その苦心が、随所にうかがえます。たとえば、写真の表情なんかも、その一例。子供といえど、彼は立派にプロの役者なのだな、と、私は思わず感心してしまいました。JENSEN、何かアドバイスとかしてあげたのかなぁ…?


容姿のことは、仕方ないです。少年時代のDEAN役やらせてピッタリの子なんて、そうそうみつけられない。 DEAN(=JENSEN)、子供の頃から可愛すぎるもの! 写真は、ホンモノのyoung DEAN。つまり、JENSENの少年時代です。ね、キレイすぎでしょ! こんな子、いないって……。あ、でも、このシーズン3の第2話で、DEANそっくり少年のBENを演じたあの子なら……。でもちょっと、幼なすぎですね…。


一方、 SAM役のCOLIN君のほうは、巷での評判も上々です。SAMの、繊細だけれど意志の強い感じを、すばらしくうまく表現していていました。将来の楽しみな少年アクターです。


じつはDEANとSAM、今回は推測を誤り、とんでもない人のところに銃持って踏み込んだりもします。で、それを誤魔化すために、『きよしこの夜』・酔っ払いのだみ声スタイルを歌いますが…。

兄弟の画像をクリックすると、そのとんでもないお歌が聴けます。


今回、DEANお兄ちゃんは、ことあるごとに、「クリスマスのお祝いしよう」って言い続けます。でもSAMは、断固やりたくない…。その理由が、二人共おんなじだってところが泣けます。 理由? ここだけはリークしちゃおうかな。

それは、今年のクリスマスが、兄弟が二人一緒にすごせる最後のクリスマスだから……。

だから、DEANは最後にSAMと楽しく祝いたい。

だからSAMは、祝いたくない。 「だって、次のクリスマスに、兄ちゃんはもう僕のそばにはいないじゃないか!……」 そうだよね、SAMMY……(号泣)……

ところでDEAN、この顔(↑)でお願いするの、反則です!!!(涙)  それに、この二人の切ない後姿……(さらに涙)…… 

気をとりなおして、本題に戻ります……。

事件を徹底的に調べあげてみると、今回の犯人は多神教の「神」でした。彼らは、ごくごくフツーの善良な夫婦を装って暮らしています。さらに、DEANとSAM、退治しにいったはずなのですが、こんなふうにつかまっちゃいます。 写真では良くわかりませんが、二人共椅子に縛り付けられておりまして(↓)……。



二人はちっと、じゃなかった、かなり、痛い目にあってます。でももちろん、無事に、仕事を終えますけど。


そして再び、SAMのフラッシュバック。二人が子供の頃のクリスマス。続きです。
ここで、DEANがシーズン1からずっと、肌身離さず身に着けている大切なものの由来が、やっとわかります。でも、その詳細は次回に!



結局SAMは、DEANの願いを聞き入れ、モーテルの部屋をクリスマス・デコレーションで飾り、エッグノックを作ります。兄弟は、プレゼントを交換し、エッグノックで乾杯し、ささやかな、でもとびきり温かな、クリスマスを祝います…。 二人がお互いのために買ったプレゼントも、笑えます!


なお、上の兄弟画像をクリックすると、今回のエピの名場面を集め、さらに、シーズン1のNGフィルムまで加えた、素敵な予告編のようなショートクリップに飛べます。





そして、この美しい兄弟の映像のバックに流れるのは、胸がキュンとするクリスマスの名曲、『HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS 』


この曲を、クリップ自体が短編映画になっている、サックス奏者KENNY G のカヴァー・バージョン・クリップで、愉しんでください。優しい映像も、涙がでます。涙腺の弱いかたは、タオル用意してからご覧ください。ここです。



2007年も、もうすぐ終わります。


今年1年、このブログを支えてくださった皆様、そして、共に愉しんでくださった皆様、本当にありがとうございます。クリプキ氏をはじめとするSUPERNATURALの作り手の皆さん、そしてもちろん、大好きなJENSENとJAREDにも、心からThank You soooooo much!


こちらのDEANも、このように感謝しております。皆様、どうぞ、良いお年をお迎えください!



・Special Thanks : 素敵なクリップをアップしてくださった3人、macskajjjaj ,AngelsofWinchester & sonybmg に。

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

2007年12月26日水曜日

Thank You So Much , Dean and Sam !  Thank You So Much, Friends !


DEANとSAMは、一緒にこの地に降り立った天使……。

ふと湧きあがったこのインスピレーションから始まった、クリスマスのSUPERNATURAL FAN FICTION企画も、無事に終えることができました。

膨大な時間を裂いて挿絵を描いてくださったキョウさん、そして、貴重な時間を割いて読んでくださった皆様に、心から感謝いたします。


天使のDEAN、これからもきっと、みんなをもっともっと幸せにするために励んでくれることでしょう……。 (↓天使のつもり。下手くそです。お許しあれ)




ところで、DEANと共にあるのは、『BRIDGE OVER TROUBLED WATER』の歌詞。



♪おまえが打ちのめされ、自信をなくして

その目に涙があふれるその時、僕がそれをみんな乾かしてあげよう。

なすすべもなく、助けもみつからないその時に、

僕がそばにいる。

荒ぶる流れに架かる橋のように、

僕はこの身を投げ出そう……



DEANは、SAMにとっての”BRIDGE” …。いままでも、そして、これからもずっと…。

SUPERNATURAL映像の曲のクリップは、ここ。歌詞は、ここです。

ありがとう、 DEAN&SAM! 二人のお陰で、今年一年がとても楽しい年になりました。サボっていた英語も再びマジメに学ぶ気になったし、少し停滞気味だったRock魂が復活したし、”見えない世界”についてよくよく考え始めたし、素敵な友人達も見つかったし……。

SUPERNATURAL、そして、WINCHESTER兄弟 そして読んでくださる皆さんにに対する思いを表現するには、『感謝』という言葉だけではとても足りません……。

でも、二人の天使もそろそろいったん、神様のところに報告に帰らないと……。ね! 

あれ? でも、このようすじゃあ……。


ということなら、DEANにSAM、もうしばらく私達のために、地上に残っていただきましょうか?

すべての皆さん、本当に、ありがとうございました!

最後に皆さんに、私の気持ちそのままの、さらにDEANとSAMの気持ちそのままの歌、KANTINASの 『THANK YOU』 を、贈ります。歌詞はここです。

なお、これらの曲は、映像が違いますけれど、魅惑的なイラストと共にキョウさんのページにもアップされています!

See You!

・Special Thanks : Grimore&jumpingellibeans.素敵なクリップをアップしてくれた二人に感謝!


にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

2007年12月22日土曜日

Supernatural、勝手にスピン・オフさせてしまいました!


クリスマス・シーズンって、なんだかワクワクするけど慌しいです。更新も、滞っちゃいました!

さらに、ここのところ、LED ZEPPELIN再結成に入れ込んでいたし、シーズン3第8話『VERY SUPERNATURAL CHRISTMAS』のエピソードがなかなかiTuneにあがってこなかったこともあって、ずいぶんと長い間、SUPERNATURALから離れていた気分です。

確かにそろそろ禁断症状が出てきましたね(苦笑)。

それを見計らったかのように、例のクリスマス・エピもアップされていて!
そろそろWINCHESTER兄弟のご機嫌伺いにでかけたくなりました。

シーズン3の今度のエピソードは、SUPERNATURALの今年最後のオンエア。
兄弟二人の、子供の頃のクリスマスのお話がでてきます(↓)!

特に、子供SAM役の男の子、可愛いです。現在のSAMに、よく似てるし。


ところで、更新が滞ったのには、忙しかった、というだけじゃなく、ほかの理由もありました。 恥ずかしいのですが……、告白します!

じつは、新しいスペースを開いて、時間が許す限りそこに閉じこもり、SUPERNATURALのFAN FICTIONを書いておりました。 

今回、この身の程知らずの冒険に出る勇気をくださり、、maxyを刺激してくださったのは、キョウさん(KK journal)の素敵な発想とイラストです。 その作品にインスパイアされ、彼女とのコラボレーションでエネルギーをいただいたおかげで、DEANとSAMのスピンオフ・ストーリーを書くことができました。

お話には、キョウさんの素敵な挿絵もついています。

でも、情熱があったとはいえ、力量不足は否めない。なので、拙いお話。私のほうは、自信を持って皆さんにお知らせできる作品ではなく、少し後ろめたいです。もう、勢いで書いちゃって。

DEAN、ごめん! SAM、ごめん! クリプキさん、ごめん! 皆さん、ごめん!

でも、クリスマスの余興として、もしも皆さんに、ちょっとだけでも愉しんでいただけたら、嬉しいです。

新しいお話の部屋に入ってみたいという奇特な方は、下のDEANがご案内いたします。クリックしてください。


Fan Fictionのお話は、3部作。24日に完結するのですが、その間に、こちらのホンモノのエピソードのことも、まとめてみれたらいいな、と、思っています。


にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

2007年12月16日日曜日

Return Of The ” LED ZEPPELIN” :ライヴクリップで、一夜限りのZEP再結成コンサートを体験。

12月10日、ロンドンで行われたLED ZEPPWLIN再結成コンサートは、どこのレビュー見ても、絶賛の嵐です。
そして、ものすごい競争率を突破し、この奇跡のコンサートを観ることのできた幸運なファン達が、臨場感あふれる動画を次々とアップしてくれています。ラッキーな彼らはきっと、私みたいに幸運に恵まれず、抽選に漏れた世界中の仲間達のことを思って、映像をアップしてくれているのに違いありません。

なので、やっぱり一人で、ZEPPELIN祭りです。 予想通り、SUPERNATURALファンの年齢にはフィットしないらしく、前回の記事に、リアクションは全くありませんけれど…(苦笑)。

自分と、そして相棒のため、さらに、もしかするとこっそり見てくれているかもしれない隠れZEPファンのために、コンサート映像の数々をアップしていきたいと思います。

* * * * * * * * * * * * * * *

まずは、現地に放映されたニュース番組のコンサートレポート。BBCのニュースと、違う局のレポート後のレポートです。BBCのニュースでは、『BLACK DOG』の演奏を観ることができるほか、ポール・ロジャースも登場して、喜びコメントをしています。

これらのレポートや、後にアップするコンサート映像を観て驚くのは、拳を高々と上げながら曲にあわせてピョンピョンしてる、オジサンの多さ! いてるmaxy自身がオバサンなので笑えませんけど。私も行ってたら、きっとおんなじになってる。でも、み~んな今日だけは、あの頃のロック少年少女に、還っているんですね!

こんなにもノリノリで、しかも、ハ☆アタマのオジサン達がたくさんいるコンサートって、たぶん珍しいですよね?!

これを見ていて私は、ちょうど昨年の今頃の、エリック・クラプトンの来日コンサートを思い出しました。確かにクラプトンのコンサートなんかも、かなり年齢層が高い。会社帰りのハ☆たオジサマがいっぱい来ていて、みんなしばしの間、ロック青年に戻っていました。かくいうmaxyも、ロック少女に戻った気分でしたけど、一緒に観にいったロック友達3人が20代だったため、「このコンサート、年齢層高いっすよね!」などど言われ、せっかくの少女気分をブチ壊されたりしましたが…・(トホホ)。

閑話休題。

これから、今回の、LED ZEPPELIN 再結成コンサートの映像をアップしていきます。このコンサートはどうやら、カメラやビデオカメラの持込が制限されていなかったらしく、参加したファンが捕らえたたくさんの映像が残されています。嬉しい!!! 

今回の記事では、前回のようなおちゃらかしはナシで、メンバー各々を、ジミー(ギターのジミー・ペイジ)、ロバート(ヴォーカルのロバート・プラント)、ジョン・ポール(ベース&キーボードのジョン・ポール・ジョーンズ)、ジェイソン(ドラムスのジェイソン・ボーナム)と、呼びたいと思います。
また、曲のタイトルをクリックすると、クリップに飛ぶことができます

それではまず、前菜がわりに…。

コンサート・フォトのスライドショーです。

これは、幸運なファンが手にした、奇跡の入場チケットです(←)。 上にアップしたニュース番組にも、メキシコやアメリカのカンサスから来たというファンの、興奮コメントが出てきてましたね。 BGMは、『MSTY MOUNTAIN HOP
(スライドショーのフォトはすべて、Steven Gough の撮影です。Thank you so much,Steve Goubh)



オープニングは『GOOD TIMES BAD TIMES』



「これ以上の始まり方はない!」という称賛のレポートを読みましたが、ホントに私もそう思います! まるで4人が自家用機から降りてくるみたいな感じ。 ロバートの声もジミーのギターソロも健在!ジョン・ポールのアクションが昔より派手になってるのも、なんだか嬉しい。 ジェイソンもパワフルです。

ここからは、このレビューを参考に、このコンサートで演奏された曲を、クリップをアップしながら紹介していきたいと思います。

2曲目は 『RUMBLE ON』

ロバート・プラントが若干低いキーで歌っているようですが、他のことはもう、全盛期に遜色のない出来だったそう。クリップの音質、画質が悪いのことが残念ですが、みんなの興奮ぶりから、その評価が正しかったことがうかがえます。


3曲目は、あの 『BLACK DOG』

このクリップも、画質音質とも悪いのですが、ここでは、”嬉しい場面を、いくつも観ることができます。
まず、ボンゾが生きていた時と同じように、ベースのジョン・ポールがドラムに近寄っていって、演奏しながらジェイソンと相談してますね。リズム隊の調整?。今回のジョン・ポールは、常にジェイソンを気遣っているように見えます。

他のメンバーももちろん折に触れジェイソンを気遣っているのですが、特にリズム隊として、誰よりもドラムのジェイソンとのコンビネーションが必要とされるジョンジーは、気遣いももちろんのこと、ジェイソンのことをとっても可愛がってる様子。

その証拠に、「ジェイソンとプレイするのはすごく楽しいよ。ものすごく才能あるミュージシャンで、父親(=ジョン・ボーナム)に似た面も、いっぱい持ってる。彼はとっても力強く叩くしよ。それに、自分の才能を良く知ってる」なんて言ってます。さらに、「実際ジェイソンは、ZEPPELINを聴いて育ったんだ。しかも(ドラムを)教えたのは、彼の父親(=ジョン・ボーナム)だよ。これ以上にステキなことがあるかい?」 とも、語っています

以前からしつこく書いているのですが、この 『BLACK DOG』 という曲は、ドラムス(昔ははジョン・ボーナム。今回は息子のジェイソン)がシャッフル気味に叩きだすリズムと、ジミーのギターのリズムのズレが不可思議なうねりを作り出す曲。ZEPの変速リズム特質を、顕著にあらわしている曲といえます…。

ジェイソン、とっても力強く正確なドラミングで、この曲を再現してますよね。でも、ワイルドさと熱さという意味では、ボンゾ・パパには到底かなわない。もっとどっすんばったん悪あがき(?)してほしい。あの独特なリズム感は、ボンゾ(ジョン・ボーナム)にしかできないですよね…。でも、このバンドで叩く事のできる人は、やっぱりジェイソンしかいない…。そう、でもジェイソンは、キュートな子供の頃のように左手でくるくるとスティックを回してみせ、かつ、立ち上がってスティックで客席ポイント。観客の”参加”を促すという快挙もなしとげました!(パパと一緒の子供の頃のジェイソンの映像を観たい方は、拙ブログの前回のZEP・DVDレビューで観れます)

また、レビューによれば、この歌ではロバート・プラント、”ガンバる必要がなかった”そうです。なぜなら、"Ah, ah, ah, ahhhhhhhhh" というリフの部分を、観客全員が、手伝って歌ってましたから! さらに、ジミーのリフに合わせて、ロバートが踊りだし、ジミーも、チャック・ベリーみたいな片足ステップ(わかる人にしかわかんないですよね、これ。古くて、ゴメン)見せてくれてました…。


4曲目は『IN MY TIME OF DYING』

このクリップは、演奏の最初と最後をくっつけ短くてあります。かなり上のほうの席から撮影している映像なので、これを観ていると、自分自身がコンサートに行っていて、ホントに上の上のほうの末席から、豆粒のように見えるステージを見下ろしている気分になります。レビューによれば、ジミー、この叙情的な曲のために、ギターを、中が空洞になっているものに換えたようです。
余談ですがこの曲は、SUPERNATURALシーズン2第1話のタイトル&挿入歌にもなっていました。


5曲目は『FOR YOUR LIFE』

ライヴで演奏されるのは初めてというこの曲は、後期のアルバム、 『PRESENCE』 の中にはいっています。絶対にタテノリできない変則的なリズム感が、なんとも言えず気持ちいい曲。こんなふうに、一日限りのGigにも初めてライヴ披露する曲を組み込むあたりが、いかにもZEPPELIN。 ZEPは、常に進化し、変容を続けるバンドなのです。



6曲目『TRAMPLED UNDERFOOT』

このファンキーなナンバーのために、ジョン・ポールはベースを置いて、キーボードに向かいました。
ロバートによれば、この曲は、エリック・クラプトンを筆頭に、さまざまなミュージシャンに影響をあたえたブルースギタリスト、 ROBERT JOHNSON のナンバーである『TERRAPLANE BLUES』 にインスパイアされた曲だそう。

余談ですが、SUPERNATURALシーズン2第8話の『CROSSTOAD BLUES』は、このROBERT JOHNSON の伝説(クロスロード・デーモンとの取引説)をもとにして作られたお話。じつは、SUPERNATURALというドラマは、ZEPPELIN抜きには語れないドラマ・シリーズなのですが、そのあたりに興味のある方は、自家リンクですが、ここを見てください。


7曲目は 『NOBODY'S FAULT BUT MINE』

始まりの部分だけですが、クリップがアップされていました。映像には入っていませんが、レビューによれば、この曲のなかでロバート・プラントは、ステキなブルースハープのソロを披露したようですところで、この歌の歌詞はブラインド・ウィリー・ジョンスンの歌詞を流用したもの。なのでロバートが、歌い始める前に、この曲のいきさつを説明したようです。ところでここでも、会場のみんなが、ロバートにあわせてイントロ歌ってますね!


8曲目は『NO QUARTER』

この曲、やっぱりジョン・ポールのイメージです。約10分のキーボードソロが圧巻なのですが、今回のライヴでのソロは、その半分くらいの長さ。さらに、いままでのサウンドより、クラシックの雰囲気が強く香るソロだったように感じます。さらにこの映像、前列のノリノリの人に邪魔されてステージがあんまり見えません。けれど、そこが逆にリアルです。

ところで、ここまでの全8曲で、約1時間が経過したそう…。



9曲目『SINCE I'VE BEEN LOVING YOU』

上にアップしたレビューを書いたくれたDALLYL STERDANという人は、「どうやらZEPPELINはスローめの名演奏から離れがたいらしい」、と推測しているようです。確かに、7曲目から続いてますよね。でも、そのあたりの選曲も、じつに”らしい”感じがします。とりわけ、オトナになったZEPPELIN、そして、オトナになったファン達に。

それにしても、ジミーのギター、冴えわたってます。その音色に聴きほれるように静まり返った観客が、ロバートのシャウトが解き放たれると同時に、歓声をあげます…。 もちろん、モニターの前の私も一緒に。

あれ?、このクリップも、ステージが良く見えないですね(苦笑)。


10曲目は『DAZED & CONFUSED』

ロバートは、「俺達が一緒にレコーディングした曲が、どれだけの数なのかは、よくわからない」 けれど、 「一緒に演奏するとき、そのリストから、決してはずすことのできない、絶対に演奏しなくてはならない曲がある」と語りました。

この曲も、その、絶対にはずせない曲のひとつです。

ところで、この映像観ていて驚いたのは、ジョン・ポールが、ジミーの激しいギター・ソロに、積極的に絡みにいっていること。ロバートとジミーの間に、ジョン・ポールが割って入る(?)なんていう映像、私は今まで、見た記憶がありません。今回のジョン・ポールは、本当にアクティブです。 それにこたえるジミーも、何だか嬉しそうで…。

ZEPが解散した後、ロバートとジミーは、一時、ペイジ&プラントというコンビを組んで活動しました。が、その時ジョン・ポールは、自分がはずされたことに寂しい思いをしていたと伝えられています。今回の再結成が一番嬉しかったのは、もしかするとジョン・ポールかも…。この映像を観ていたら、ふと、そんな気がしました。今回の再結成に対するジョン・ポールの「友よ、ボクの電話番号を覚えていてくれて、ありがとう!」というコメントは決して冗談ではなかったんですね。良かったね、ジョンジー!だって本当はこの人こそ、ZEPPELINというバンドの、扇の要なんですから。しかも、全く私的な話ですが、私とジョンジーは誕生日が一日違い(年号は違いますが)! 私は大昔から、この人が、最も好きなベーシストなのです。

さらに、かの有名な、ジミーがヴァイオリンの弓でギターを奏でるソロも、クリップにアップされていました。ここです。ジミーが初めてこれをやったのは、1977年のツアー。また今回も、やってくれたんですね…。
ところで、ロバートのヴォーカル中心の、かなり前の席から撮った映像もアップされていました。ここです。なんだか、満員電車のなかでコンサート観てるみたい…。


『STAIRWAY TO HEAVEN』11曲目です。

ロック史に燦然と輝く名曲です。ジミーが今まで使っていた楽器をおろし、ダブルネックのギターに持ちかえたら、この曲。ZEPPELINがこれを演奏してくれたら、もうみんな、何も言うことはありません。 でも、ひとつだけ…。みんなは、もちろんそして私も、ジミーがギターを高く高く掲げて、恍惚の表情で、あの有名なソロを弾くのを待っていたのです。けれどジミー、今回は、ギターを掲げることはありませんでした。一瞬、挙げかけたんだけど…。でも、ロバートの、”陶酔のタンバリン”は、再び観ることができました。

ところで、会場の音響のカンケイでしょうか? このクリップ、やけに、サブであるはずのキーボードがしっかり聴こえると思いませんか?


12曲目は『THE SONG REMAINS THE SAME』

『STAIRWAY TO HEAVEN』 で感極まったファンの想いが、この曲で弾けました。レビューにもあるように、若干スローテンポですが、そんなこと問題じゃありません。

そしてこの時点で、すでに、1時間半が経過しています。


13曲目は『MISTY MOUNTION HOP

レビューには、「ちょっとへタレ気味。ロバートも息切れ」って書いてます。でもね、このバンド、ドラムスのジェイソンを除けば、”還暦バンド”なんですよ! 多分、ロバートだけはギリギリ50代かな? 他の二人は、64くらい?余談ですが、ここで私はBEATLESの『WHEN I 'M 64』という歌を思い出しました。

若くてパワフルで、さらに才能があり、インパクトも強いバンド(たとえばGREEN DAYとか)は、世の中にたくさんあります。でも、これだけの円熟味と、得体の知れない奥の深さと、さらに影響力と神話を維持できるバンドは、ZEPのほかには、BEATLESくらいかな。でも、JOHN とGEORGEを失くしたBEATLES、もう再結成することはありえない。

ZEPの”へタレたHOP”も、なかなかいいじゃありませんか!

・追記:よくよくレビュー見たら、書いてありました。ジミー63才、ジョン・ポールが61才、ロバート59才、そしてジェイソンが41才でした!



ラストソングは『KASHMIR』

「ここにいるみんなは、世界、50カ国から来てくれた」この曲の演奏が始まる前に、ロバートはこう言ったそうです。そして、 「これが51番目の国だ」この曲(曲名が『カシミール』なので)」って…。

この、スローでテンポだけどまるで雷鳴のような曲で、ZEPは再びパワーを取り戻します。ロバートが「原始の叫び」を蘇らせ、ジミーのギターが、年のせいか少々上品で若干控えめではありますが、暴れてます

他のレビューには、「この二人は、ロックゴッドとしての見せ方を知っている」と書いていたものもありました。が、二人は決して「見せ方」を方法として知っててやってるわけじゃない。演出ではないのです。魂が結びついているから、呼吸も動作もシンクロするんだと思います。もう、相手がいまどんな状態で何をしたいのかが、一瞬にしてわかる。マニュアルでモノ考える人達には、決してわからない”原始感覚”というか…。


Oh Year! ZEPPELIN RULES!!!

会場の拍手は鳴り止まず。みんなはもちろん、アンコールを要請します。 そして……、


アンコールの一曲目。 『WHOLE LOTTA LOVE』です。

レビューにもあるように、スタジオ・バージョンに比べると少しスローな 『WHOLE LOTTA LOVE』。でも、サウンドは、よりヘビーでアグレッシヴです。さらに、ロバートの最後の叫びは「テムズ川を越えて響き渡ったことだろう」と、レビューには書かれていました。

ロバートという人は、とってもソウルフルでブルースを魂で知っているヴォーカリストですが、それだけでなく、ZEPにおいては、ロバートは「声」という楽器でもあります。特にこの曲をライヴで演奏するときは、ジミーに弾かれる楽器としてのロバートが、いつも興味深くて…。今回も、鳥肌立ちました! 音がもっとよければね…。私はこのライヴのDVDとCDのリリースを、切に希望します。ジミー、お願い!

それにしても、ピョンピョンしてるハ☆アタマ・オジサンが目立ちますね(笑)。


回目のアンコールは 『ROCK AND ROLL』 

この曲をやらずして、コンサートを終われるはずがない!まるで、最終コーナーを回るレーサーのように、”ゴールに向かってフルスピード”です。音質画質共にかなり悪いクリップですが、聴衆がバンドと一体になって、歌ってるのがよくわかります。

たぶん、LED ZEPPELINというバンドは4人だけじゃない。4人が揃うと降りてくるという5人目のモンスターも、ZEP。それに加え、すべての聴衆がZEPの一部。そのことが、このクリップで実感できました。そして、この辺境の地で、クリップ観ながらこんなこと書いてる私も、私が3日がかりでコレをアップする理由のひとつである大切な相棒も、これを読んでくれているあなたも、今この時においては、ZEPの一部なのかもしれません…。


Thank You,JIMMY,ROBERT,JOHN PAUL & JASON!!!


1973年、ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンでのライヴを収録した『LED ZEPPELIN 熱狂のライヴ』では、コンサートがこの曲『ROCK AND ROLL』で幕を開け、 『WHOLE LOTTA LOVE』で終わりました。

新世紀の伝説となるであろう今回のgig『WHOLE LOTTA LOVE』に続いてこの 『ROCK AND ROLL』を演奏。そして、幕を閉じました。



終わりは、始まり。
 

これからこの爺(?)ZEPPELIN(↑)が、また何をやらかしてくれるのか、楽しみでなりません。

誰です? ジミーのこと、マッドサイエンティストかマトリックスのエージェントかと思った、っていう人? ロバートも決して往年のプロレスラーじゃありませんよ。昔はLOTRのレゴラス役のオファーが来てもおかしくない、オーランド・ブルームと並んでも決してひけをとらない美貌だったんですから! ジョン・ポールは、短髪が似合ってて変身大正解。最もフツーぽくて安心できる!ジェイソンは……ホントはいくつなんだ? でも、音楽家としては、みんなまだまだ伸び盛り。現役真っ只中です!


で、オマケ画像

ゲストの中には、こんな人(←)や、こんな人(→)もいたようです。が、この人達(↓)は、いなかったようです。せっかく正装したのにね…。残念。パリス・ヒルトンは招待されたのに…(なんでパリスなんか呼ぶんだろ?)。

でも、このボーイズ(↓)をクリックすると、ZEPの 『IN MY TIME OF DYING』をBGMにした、SUPERNATURALシーズン2の同名エピソードの抜粋映像が観れます。興味のある方は愉しんでください。 Special Thanks : クリップをアップしてくれた皆さんに、感謝します。  emmogalo,LordHagan,Princesskitty88,lajopss,cirkusnisse,tkprtyrhd87,backpackdave,zep9876,amym6188,giacomopicca,clashMagazine,jambarius,BeatleMania1963,amyxtaster,OctupusGarden,grosrome,monolithonlinr,emmogalo & LadyghostWhisperer. Thank you so much everybody!

長々とお付き合いくださった方、もしいらっしゃったら、本当にありがとうございます。

♪追記:多分誰も来ないだろうな、と、腹をくくってアップしたZEPPELIN特集に来ていただいた皆さん、とりわけコメントまで残してくださった皆さんに、感謝します。本当に、嬉しかったです! (12月23日)


にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

2007年12月12日水曜日

”LED ZEPPELIN! 狂熱のライヴ”。レジェンド、再び! 

いまや伝説となったモンスターバンド・LED ZEPPELINが、一夜限りのgig ! (↓)
以前、DEANがルーカス少年に教えていたように(SUPERNATURALシーズン1第3話『DEAD IN THE WATER』)、ホントに、「ZEPPELIN RULES!!! (ツェッペリンは最高!!! )」 なのです!

仕事をしていても、電車に乗っていても、誰かと話していても、SUPERNATURAL観ていてさえ、このことが気になってしかたがない…。なので、今日は一人で、”LED ZEPPLINフェスタ”です。

大昔、洋楽ロック(この言い方がすでに古い!)を聴いているだけで、「不良」の汚名をきせられた封建時代に、何を言われようが誰に叱られようが、決して離れようと思わなかったZEPいつもいつも聴いていたから、いまではもう、心の底から懐かしい、’昔から知ってるお友達’みたいな気がするZEP…(↓昔の写真)。 そして……
時は、2007年12月10日。場所は、ロンドンのグリニッジのオーツー・アリーナ。結成39年、解散から27年目にして、20世紀最高のモンスターバンド・LED ZEPPELINが、一夜限りの再結成を果たしました…。

このコンサート、じつは本来、11月26日(月)に開催される予定だったのですが、JIMMY PAGEが指を骨折したために、12月10日に延期となったのです。

このことに関して、当人のJIMMY PAGEは「コンサートを2週間延期になってしまったことをとても残念に思います。しかしながら、我々レッド・ツェッペリンは常に高次元で考えており、この延期により私の骨折が完治し、我々とファンの両者が望むレッド・ツェッペリンのパフォーマンスを可能にすると考えます。」とコメントしました。

う~ん。なら、なんで、プロフェッショナルが、大舞台を前にして、大事な指を骨折しちゃったの? 怪我しなければ、延期しなくても”高次元”だったんじゃないかと思うんですが……。

で……、世界中のロックファン仲間も、おんなじことを考えていたようです。 「ホントにやるの? JIMMY、この期に及んでビビッた? 誰かと喧嘩した?本当はやりたくない……?」 こんな邪推を、あからさまに音楽雑誌に書いているライターもいたりして、みんな、弾けそうな期待と不安にドキドキしながら、この日を待ちわびました。が、そんな心配も杞憂でした(感涙:上記のジミーとロバートの写真は、1973年、マディソンスクエアガーデンでのコンサートの頃。若い!)。

きっと会場は、27年前の少年少女に戻ったオジサン&オバサンと、ホンモノの若者達が入り混じり、興奮の坩堝と化したことでしょう……(↓)。

maxyもちろん、ネットのチケット争奪戦にも参戦しました。「確立はゼロではない!」を合言葉に、相棒と二人、ロンドン行きを夢見ていましたが、結果はハズレ。でなきゃ、いまごろここでこんな、悔し紛れの記事なんか書いてません、って(本気で、悔しい。うぇぇ~ん! ジミーちゃ~ん、ワールドツアーやって、お願い!!!)。

それにしても、このチケット争奪戦は凄かったです。販売チケットの総数は、1万4500枚。そして、このチケットを手に入れるために、予約サイトには世界中から1億2000万のアクセスがあり、サイトは一時クラッシュ。また、ニュースによれば、昨今のBBCのチャリティオークションで、このコンサートのチケットが2枚8万3000ポンド(約1900万円)で落札されたそう。チケットの正価は1枚125ポンド(約2万8000円)なので、およそ、330倍の値段! もちろんこれは特別なチケットで、前日のリハーサルも見学できる権利がついているそうですが、それにしても、強力な額です!


ところで、今回のメンバーは、JIMMY PAGE(ジミー・ペイジ:Guiter 以下ジミーちゃんと呼びます)、ROBERT PLANT(ロバート・プラント:Vocal 以下ロバート王子と呼びます)、JOHN PAUL JONES(ジョン・ポール・ジョーンズ:Base 以下ジョンジーと呼びます)という3人(オリジナルメンバー)に加えて、弱冠32歳でこの世を去ったJOHN BONHAM(ジョン・ボーナム:Drums 以下ボンゾと呼びます)のかわりとして、その息子のJASON BONHAM(ジェイソン・ボーナム:Drums 以下ジェイソンと呼びます)が参加しています。つまり、正確にはLED ZEPPELINとはいえないバンドなのですが、JASONが、亡くなってしまったJOHNの息子ということで、世界中もこれを現在のZEPPELINとして認めているわけです。

そして、SUPERNATURAL的に考えれば、きっと今日はジェイソンの中に、
ボンゾのスピリットが降りて来ていたに違いありません。
ところで、私以上にZEPオタクのクリプキさんとDEAN、二人で一緒に、観にいきましたか?(な、わけないよね…)

* * * * * * * * * * * * * * *


というわけで、今日は、ロンドンに行けなかった腹いせ(?)に、先月、音も画像もすっかりクオリティアップして発売された、『LED ZEPPELIN 狂熱のライヴ』(The Song Remains The Same)のDVDレビューを、書くことにしました。 これから続々と出てくるであろう、ZEPPELIN LONDON LIVE REPORTの、前フリです。

私は、劇場(2番館での上映でしたが)でも見ているし、リマスター前のDVDも持っています。にもかかわらず、またもやこれを買ってしまったのです……。さらに、2枚組みのサントラCDまで購入してしまいました…。

このDVD、基本的には音楽ドキュメンタリーです。収録されているのは、1972年から始まったZEPPELINのワールドツアーの、最後の3日間のコンサート。1973年7月27日〜29日、ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンで行われた、3日間のライヴの映像を、編集して作られています。

余談ですが、このワールドツアーのスタート国は、なんと日本でした。

ところで、このフィルムは、単なる音楽ドキュメンタリーだと思って観ると、足元すくわれますよ。
メンバー各々が企画した一人ひとつのファンタジー映像があったり、万華鏡を使った奇妙な映像に出くわしたり、突然舞台裏ドキュメンタリーが出てきたり、そこらじゅうにぶっ飛びそうな遊びがつまっているのです。極めつけは、この時実際の起こった盗難事件の映像。このコンサートの終了後、なんと、ホテルの金庫に預けたコンサートの収益金(確か200万ポンド? とにかく天文学的な大金)が、まんま消えてしまったのです! この事件がそのまま大真面目に(マジメな分だけまるで冗談のように見えるのですが)、収録されていたり…。

再度じっくりと観る機会を得て、私は、いまさらながら再び、LED ZEPPELINというバンドの独創性と奔放さと生命力に、惚れこんでいます。

けれども、(あとから詳しく書きますが)、このフィルムは、公開当時、評論家やマスコミからはコテンパンにけなされた作品でもあるんです……。

ともあれ、いまは、見直しに集中します。まず、フィルムのオープニング…。

始まりのシーンでは、マネージャーのピーター・グラントとツアー・マネージャーのピーター・コールらがギャングに扮して、敵対するギャング団に機関銃を乱射し、皆殺しにします。そしてこのシーンは、LED ZEPPELINというバンドの、暴力的とさえいえる、彼らの破天荒な成功ぶりを、彼らが自ら、パロディー化したものだと言われています…。

そして、続く映像は、美しいイギリスの田舎の風景。メンバーそれぞれの、「普通の人」としての、家族との生活ぶりが映し出されます。 『HOUSE OF HOLY(聖なる館)』のジャケットを思わせる、のは、ロバート王子と彼の美人ワイフ、そして二人の子供達の、穏やかな光景(↑)。じつは のちに、この、王子にそっくりな天使のような美貌の息子が、病死。ロバート王子&ZEPは全米ツアーを途中でキャンセル。王子は奈落の底に突き落とされ、その悲しみから立ち上がるには、長い長い時と、みんなの友情を必要としました…。

こちらは、3人の子供達に絵本を読み聞かせて、良きパパぶりをみせてくれるジョンジー。普段は口数の少ないジョンジーが、いつになくお喋りで、全く違った一面を見せてくれます。温かな映像このシーンも、大好きです(↑)。

ボンゾは、ホントは田舎ののんびり暮らしと車が大好き。だから、トラクターを運転しながら、とっても嬉しそうです。素朴な人柄が滲み出てますよね(↑)。

でも、ジミーちゃんだけは私生活を一切公開せず、”目が赤く光る宇宙人”のふりをしています。この時にジミーちゃんが演奏しているのは、『オータム・レイク』という曲。そしてこの不思議な楽器は、ハーディ・ガーディという名前なのだそう。プライベートな生活でさえも、”音楽漬け”ということらしいのですが…。

こんなふうに寛いでいるみんなのところに、コンサートツアーのための召集の手紙が届きます。でも、ジョンジーが言ってるように、そのコンサートが「明日!」なんです。いくらなんでも、急すぎる! ところで、この「プライベート風景」のシーン、ジョンジーにだけに台詞があるんです。何故でしょうか…?

次のシーンはいきなり、ニューヨーク。自家用機のボーイング720・スターシップ号でJFK空港に到着した4人。車で、コンサート会場であるマジソンスクエアガーデンに向かいます。その間じゅう流れている気持ちの良いアコースティックの曲、「ブロン・イ・アー」にのって、少しけだるそうなロバート王子の表情や、NYの街並みが 映し出されます。


そして… いよいよ、期待と歓声と興奮が渦巻く、マジソンスクエアガーデンです。 ボンゾのパワフルなドラミングが闇を切り裂き、待ちに待ったコンサートは、『ROCK AND ROLL』(ロックンロール)で幕を開けます。
ジミーちゃんは最初から、DEANみたいに「Poutyな表情で、もうノリノリです。
ロバート王子も、ジミーちゃんが言うところの「原始の叫び」を、しょっぱなからフルで、解き放っています。
そして一人ジョンジーは、いつもと変わらぬクールな表情で、正確無比なのにどこか奔放な、ベースラインを刻みます。


このコンサートを記録したDVDに収録されているライヴの曲目は、全11曲 『ROCK AND ROLL』から始まって、 『BLACK DOG』 (ブラックドッグ)、 『SINCE I'VE BEEN LOVING YOU』(あなたを愛し続けて)、 『NO QUARTER』 (ノー・クォーター)、 『THE SONG REMAINS THE SAME』 (永遠の歌)、 『RAIN SONG』 (レイン・ソング)、 『DAZED AND CONFUSED 』 (幻惑されて)、 『STAIRWAY TO HEAVEN』 (天国への階段)、 『MOBY DICK 』 (モビー・ディック) 、 『HEART BREAKER』 (ハートブレーカー)、 『WHOLE LOTTA LOVE』 (胸いっぱいの愛を) の順で、演奏されています。

参考までに、すべての曲に、クリップをリンクさせてみました。 できる限りこのDVDに関連したクリップを選びましたが、画質や音質のコンディションについてはお許しあれ。でも、少しだけ、雰囲気を感じることはできると思います。お暇だったら、どうぞ。 そして、本当にいい状態で観たいかたは、ぜひ、DVDでご覧ください。このクリップ集は、言ってみればDVDの予告編みたいなものですから。

余談ですが、クリップの中で、ロバート王子が胸をはだけたブルーのボレロ着ているものはすべて、この「熱狂のライヴ」から抜粋された映像です。また、今回アップした『胸いっぱいの愛を』のクリップのZEP、もちろん演奏は超一流なのですが、アーガイルのベスト着たジミーちゃんと普通のシャツ姿のロバート王子が、なんだか高校の文化祭バンドみたいな雰囲気で、ものすごく可愛いです!


ところで、先にもちらりと書きましたが、じつはこのフィルム、1976年に劇場公開された時、興行的には大ヒットしたのですが、その評判は決して良くはありませんでした。

ZEPのマネージャーであり、このフィルムのプロデューサーであるピーター・グラントの言葉を借りれば、この作品は、「世界で一番金のかかったホームビデオ」。ZEPの面々は、突如製作意欲が湧き上がったのか、映像の面でも実験的な試みをしようと目論んだのか、メンバー各々が企画して、この音楽ドキュメンタリーの中に、ロックミュージシャンの内面を描き出すファンタジー映像を挿入したのです。

どういう映像か、少しだけリークします。

まずジョンジーの映像は 『NO QUARTER』に挿入されていて、「仮面の男」のお話です。村人を脅かし続ける仮面の男が、家に帰ってきます。そして仮面をはずすと、家族を慈しみ愛に溢れた”パパ”に戻ります。ツアーでの混乱ぶりと、家庭での穏やかさという自分の二面性を、ジョンジー自身が描きだしたお話です。そして、この映像は、上のクリップでも観ることができます。

次が、『THE SONG REMAINS THE SAME』『RAIN SONG』に挿入された、ロバート王子の冒険談(↑)。どこからともなく船でやってきて陸に降りたち、お姫様から剣を受け取る王子。彼は塔に幽閉されたお姫様を助けますが、助けたとたん、彼女は消えてしまいます。このお話は、いかにもトルーキンやケルト神話が大好きなロバート王子らしい、美しいシーン満載なのですが、あまりにナルシスティックで、さらには内容も明快でないと、評論家達(特に男性)からは、最も酷評された映像となりました。けれど、明快でないって言うだけなら、ジミーちゃんやジョンジーもあんまり変わらない。王子だけが酷評された理由は、やはり評論家のお兄さん&オジサン達の、「男の嫉妬」 だったんじゃないかと思うのですが…。王子、どこに行ってもモテモテだったから…

残念ながらジミーちゃんの映像は、クリップでは観ることができません。が、
『DAZED AND CONFUSED』の映像にはまるでLOTRのワンシーンのように崖をよじ登り、タロットの隠者に会いに行くジミーちゃんのシーンが挿入されています(→)。でも、やっと会えたその隠者は、結局年老いた自分自身。次にはその顔が、だんだんと子供に変化していき、胎児にまで至り、宇宙と繋がります。よく言えばミステリアス、悪く言えば不気味な映像。そういえばジミーちゃんにはこの頃、黒魔術に凝っているという噂もありました。

ボンゾの映像は『MOVY DICK』に挿入されています。で、この人だけは、じつに自然体。衣装も芝居もない、ありのままのボンゾの、平凡で幸せそうな「私生活映像」。心が和みます。ボンゾは、とりたてて映像化したい思想なぞ、持っていなかったらしい…。

さらに、この映像の中には、今回パパ・ボンゾの代理を務めたジェイソンが、ドラムを叩いているシーン(↑)が。いっちょまえに、スティックなんか回してる…。…月日のたつのは早いものですね。この幼いキュートな男の子が、今はもう、☆ゲている…。のちほど、一番下の写真をご覧ください…。

ところでこの曲の聴きどころ、見所は、ボンゾの約10分に及ぶドラムソロ。圧巻です! さに血沸き肉踊る魂のドラミング!
途中、スティックなんか放り出して、素手で叩いてるんですから!

さらに可笑しいのが、ボンゾのドラムソロが始まると、「あ~あ、また長いから、ひとやすみすっかなぁ~」みたいな感じで、他のメンバーが全員、舞台の袖に下がっちゃうところ(↓)。

ボンゾも、そんなこと全く意に介していない様子で、「自分の世界」に入っちゃってます(↑)。これ、 大好きなシーンです。 以上のボンゾの映像は、全部ではありませんが、上のクリップでも観ることができます! (あ、下の、ロバート王子とジョンジーの会話は、maxyの創作です。くれぐれも、誤解のないように)

いいなぁ、こういうのって。ベタベタしてなくって。でも、お互いのことちゃんと知ってて、互いにリスペクトしてて適度に気遣ってて…。 上のクリップではドラムソロが途中で切れていますが、チャンスがあったら絶対に、通しで聴いてみてください。命の躍動を感じます!!!

さらにまた、「重箱の隅つつき」が嫌いじゃない人には、「ジョンジーの衣装チェック」を、おススメします。このライヴ・フィルムは、3日間のコンサートの中で撮影した映像を、あとで編集したものです。なので、編集した時に違和感がでないよう、映画のクルーはZEPの4人に、毎日同じ衣装で出演してくれるよう頼みました。しかし、普段は物静かなジョンジーだけが、このことだけは徹底拒否。 「絶対にヤだ!」って、一人だけ、3日間着替えてます。ジミーちゃんも、一回だけ着替えてますがよく観ていると、「ジョンジー4号」までいる感じ…。

コンサートは続きます。

その瞬間瞬間に感じたそのままを、炸裂させ昇華させるロバート王子の「原始の叫び」が、ジミーちゃんの神がかりギターと絡み合い、魂ごと溶け合っているその後ろで、前の二人よりはちょっぴり冷静なリズム隊の二人。その二人、ジョンジーとボンゾが、時折、アイコンタクトしながら、互いの音やリズムや入るタイミングを調整している姿も、微笑ましいです。


どっすんばったん、大地を揺るがし魂を揺らす、パワフルで熱いドラミング

冷静沈着で決して乱れることがないくせに、どこか気ままなベース

計算と狂気が入り混じり、いつしかトランス状態で暴れまくるギター

そして、「ゴールデン・ゴッド」と称えられた美貌から発せられて天地に響き渡る、魂の叫び……。

この4人が出会ったこと自体、すでに奇跡であり、神の恩寵だったのだと思います

そういえば、ジミーちゃんもロバート王子も、同じことを言ってました。「とにかく、4人が揃うと、5人目のモンスターが降りてくるんだ」って。

ZEPに関しては、それぞれの名言をはじめとする面白いお話もたくさんあります。さらに今回は、ZEPPELINの「音楽性」に関しては、ほとんど触れていません。なので、いずれトリビア等をまとめたいと思っています。が、ここはもう意識してやめないと終われなくなる。今日のところは、この辺で。

最後に、奇跡再び。現在のLED ZEPPELINの記念撮影です。 ↑ジョン爺、ロバート王爺、爺ミーちゃん(みんな、ゴメン!)に、あの、キュートな太鼓キッドだった(今は☆げてる)ジェイソンです。

ジェイソン、ここに入ってても、年齢差による違和感がない…。ロバート王子は年とっても風情がやっぱり”王子”…。しかも、”女優立ち”してるし…。あッ、ジミーちゃん酒瓶持ってる…。で、満面の笑みで隠しもせず、王子の手握ってるんだもん…?!

ジョンジー、なんとかこれからも、その冷静さで、この人達をまとめていってくださいね。お願いします!

ところで、さすがに今回のコンサートでは、誰一人(王子でさえ!)上半身半脱ぎしていないですね。あははは。



で、最後に、ここまで読んでくれたSUPERNATURALファンの皆さん(そんな人いないかもしれませんが)に、お礼。ZEPの『WHEN THE LEEVEE BREAKS』をBGMに使った、DEAN&SAMのクリップをアップしました。左の「ツェッペリン最高!」って言ってるDEANをクリックすると、クリップに飛べます。歌詞は、ここです。

なお、上記の曲目の歌詞を探したい方は、ここをチェックしてください。 

ここしばらくは、SUPERNATURALと共に、ZEP祭りが続いちゃいそう。今回のコンサートのレポートも、あちらこちらにあがってくることでしょう。なので、皆さんヨロシク!

*Special Thanks : fishey12,marcoslauro,ledzep17395,vinnievolt,busketa,Ritchie92NK,XNearyNormalJimmyX,Dazed and Confused,Picotso,javichoxxx,leaderock,frozenfish91 ,basketa,fabofnirvana21& sojouner84. 映像をアップしてくださった皆さんに、感謝します。

*再結成コンサートのフォトはすべて、Rollingstone comにアップされたものです。



にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ